亡くなられた方 | 叔父 |
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相続人 | 依頼者 |
相続(遺産) | 不明 |
ご依頼の背景
ご依頼者様が幼年時,ご依頼者様のご両親が離婚され,その後施設に預けられて以来ご両親・ご親戚の方の顔や連絡先を知らないまま施設で育った。ご両親・ご親戚の方と何ら関りがないまま60年以上経ったそんな中で,突然今になって,被相続人である叔父の代理人弁護士と名乗る者からご依頼者様が相続人である旨の通知が自分の下に届いた。驚いてどうしたらいいのか分からないとの事でご相談いただきました。
依頼人の主張
ご依頼者様としては,産まれてから一度も付き合いなく暮らしてきたので,今更関りたくないという強い気持ちをお持ちで,何とか関わらずに終わりたいとの事でした。また叔父の遺産に何があるのかも全く分からず,借金を背負うようなこと避けたいとのことでした。
サポートの流れ
本件では,①ご依頼者様がご親戚の方と今更関わりたくないと言う強い気持ちをお持ちだったこと,②被相続人である叔父の相続財産に関して全容が掴みにくかった(被相続人の相続発生地が遠方なため相続財産に関する調査がしにくい,今まで一切関りが無かったため被相続人である叔父に財産があるのか否か,借金があるのか否かの見当もつかない状況だった)ことなどの事情がありました。これらの事情からすればご依頼者様の為に相続放棄をするのが一番良いと考えられましたので,相続放棄の申立を行いました。
サポートの結果
相続放棄には自己のために相続の開始があったことを知った時から3ヵ月以内に相続放棄をする必要があるため,迅速に対応する必要があります。3ヵ月の熟慮機関を過ぎてしまうと単純承認したものとみなされてしまいますので相続放棄は時間との勝負になります。ご依頼者様の場合,調査した結果ご親族の方が多く,それに比例して相続放棄申立の際に必要となる添付書類の数が多くなりましたので,申立までに少々時間が掛かりました。ですが,弊所のノウハウもあり無事相続放棄を完了することができ,ご依頼者様に満足して頂けました。
その他の解決事例
亡くなられた方 | 父親 |
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相続人 | 長男,長女,次男 |
相続(遺産) | 不動産,預貯金,投資信託,生命保険 |
亡くなられた方 | 父親 |
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相続人 | 後妻,長男,次男 |
相続(遺産) | 土地,建物,預貯金,生命保険 |