亡くなられた方 | 夫 |
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相続人 | 依頼者および兄弟姉妹合計9人 |
相続(遺産) | 土地,建物,預貯金 |
ご依頼の背景
ご依頼者様の夫が亡くなられたが,9人の相続人が遠方に居住しており,親族付き合いもないことから,遺産分割協議をどのように進めていいかわからず,各相続人との協議・交渉,遺産分割協議書の作成から,相続財産の分配まで,全面的に任せたいとのことでご相談いただきました。
依頼人の主張
できるだけ自分のみが相続する形が望ましいが,不動産が自分に帰属するのであれば,現金などは法定相続分に従って分割しても構わない。多少,遺産を各相続に多く分配することになっても,早期に解決させたいとのことでした。
サポートの流れ
まずは,①相続人の範囲の調査・確定を行い,続いて②相続財産の調査・確定,この時には,相続税の問題があるので,税務面も踏まえて調査を行いました。さらに③分割方法に関するプランを複数用意し,確定した相続人に通知しました。④事前に書面を送って各相続人に状況を理解してもらい,その上で,相続人全員が都合のつく日を調整し,一か所に集まっていただき,そこで協議・説得をしました。そして,⑤協議の結果,決定されたプランに従い,事前に用意していた遺産分割協議書に署名捺印を全員からいただきました。⑥その協議書に基づいて,遺産を振り分けました。
結果
税務面も含めて,きちんと調査・確定をしていたことから,相続人および遺産について争いが生じることはありませんでした(①②)。さらに,分割プランを複数用意して,それを専門用語を使わず,簡易な言葉で説明した書面を事前に各相続人に通知していたことで,各相続人が自分で選択できる相続の形にどのようなものがあるのか,現在の状況・進捗を把握することができました(③④)。これにより,実際,協議のために集まってもらった当日,各相続人が自分が選択したいプランを検討できていました。あとは,それぞれが選択したプランをすり合わせ,メリットデメリットを説明しながら説得することで,揉めることなく,不動産類は全てご依頼者様,現預金類について一部各相続人に分配するという形で解決できました(⑤⑥)。
その他の解決事例
亡くなられた方 | 父親 |
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相続人 | 後妻,長男,次男 |
相続(遺産) | 土地,建物,預貯金,生命保険 |